第30回建築物環境衛生管理
全国大会建築物環境衛生管理
技術研究集会参加報告
株式会社サニーサニター
岡 和男
建築物・住環境における化学物質
シックハウス症候群
建築物衛生法関連政省令改正
化学物質気中濃度測定の実際
シックハウス症候群
Sick Building Syndromeの和略。
建築物内の空気環境、特に揮発
した化学物質が原因で、いろい
ろな症状、体の不調を感じる。
建築物に関係する揮発性化学物質
ホルムアルデヒド
トルエン
キシレン
(エチル)ベンゼン
揮発性化学物質を含む建築資材
 可塑剤(塩化ビニル樹脂に添加することに
より樹脂を柔らかくして加工しやすくす
る。)
 木材保存材(白蟻防除木部処理剤、木材
防腐剤)
 防蟻剤(白蟻防除土壌処理剤)
等々、身の回りには、化学物質がいっぱい。
揮発性有機化学物質の特徴
 温度が高いほど放出量は多くなる。
 換気によって室外に放出できる。
 揮発性の度合いが物質によって異なる。
ホルムアルデヒドの重要性
 じわじわ放散する。(長期にわたって、効果
がある。)→長期にわたり、居住環境に影
響することから重要な物質。
測定時期は、特定建築物の建築、大規模
の修繕、大規模の模様替を行い、その使用
を開始した日以後最初に訪れる6月1日か
ら9月30日までの間とすること
JIS規格建材
表示
平均値
最大値
F0
0.0mg/L
0.005mg/L
F1
0.5mg/L以下│
0.7mg/L以下
F2
5.0mg/L以下
7.0mg/L以下
F3
10.0mg/L以下
12.0mg/L以下
JAS規格建築材料
記号
放出量
E0
0.5mg/L以下
E1
1.5mg/L以下
E2
5.0mg/l以下
室内気中濃度と建材の基準が違う
 どの程度の建材使用量がどの程度の室
内気中濃度と相関するかは、未だよく
分からない。
 低濃度建材だけでは、解決しない。
 低濃度というのは、あくまで、低濃
度!
自然・天然系建築材料
ムク材
珪藻土
自然素材防蟻剤
自然塗料
低濃度建材
白蟻駆除剤の自然派ブーム
天然除虫菊エキス
ヒバ油
ヒノキチール
木酢
柿シブ
生薬ウコン
真面目に、IPM
でやらないと、効
果が上がらない。
厚生労働省指針値
 ホルムアルデヒド トルエン キシレン
 エチルベンゼン スチレン
 パラジクロロベンゼン
 クロルピリホス ダイアジノン フェノブカルブ
 フタル酸ジ-n-ブチル
 テトラデカン
 フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
 アセトアルデヒド
 総揮発性有機化合物量(TVOC)
化学物質の測定方法
標準的測定方法
厚生労働大臣が別に指定する測定器
(指定測定器)
ホルムアルデヒド
 指定測定器710(光明理化学工業)
測定作業(ホルムアルデヒド)
測定作業
(トルエン・キシレン・エチルベンゼン)
測定作業(p-ジクロルベンゼン)
総揮発性有機化合物量(TVOC)
TVOCポータブル測定器
住環境調査報告書
標準的測定法
 室内空気を採取し、検査機関で分析す
る方法
 2,4-ジニトロフェニルヒドラジン捕集高速液体クロマトグラフ法により測定
 4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト1,2,4-トリアゾール法により測定
「標準的測定方法」
実施可能機関(新潟県内)
(社)新潟県環境衛生中央研究所
(財)上越環境科学センター
(財)新潟県環境分析センター│
(財)新潟県環境衛生研究所
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