#12 デジタル家電
Yutaka Yasuda, / 2004 spring term
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コピー・ワンス
• 2004.4.5 から BS/地上デジタルはダビング不
可に
– 元データを削除したムーブのみ可
– iVDR はデバイスごと移動することで対応
• 対応テレビは B-CAS カードを挿入する
BCAS 画像資料
– 録画機能つき PC で録画ができない状態に
• なぜ急ぐのか?なぜこれほど厳しいのか?
Copy once 画像資料
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デジタル家電
• プロセッサを持ち、デジタルデータを
扱う家電商品
– 携帯電話、デジタルカメラ、DVDプレイ
ヤー、ハードディスクビデオレコーダー、
カーナビ etc.
• 現在の日本の家電業界を牽引
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デジタル家電
• PC の不振
• 家電 4 品目の年間生産金額が2003年4
月にPC生産額を上回る
– 携帯電話も2002.12 にPCを上回っている
• 日本と米国の半導体売上高順位が年間
ベースで逆転(統計調査開始以来初)
– デジタル家電の部品生産が国内で
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デジタル家電
• 世界的なデジタル家電への傾倒
• 台湾
– PC の製造は既に中国へ
– COMPUTEX でも家電品が
• 米国
– COMDEX は中止し CES へ注力
• 日本が国際的優位に立てる期間は?
– 開発期間の圧縮・世界同時発売などの方策
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デジタル家電の相互接続
• 家庭内でのデジタル家電の普及
• 相互接続してデータを交換する生活
• 不法なデータの流通からコンテンツ権
利者の利益をどう保護するか
galileo 画像資料
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さまざまな対応
• デジタルTV受像機のB-CAS カード
– 暗号鍵
• コピー・ワンス
– 一度の録画は認めるが、そこからのダビング(複
製)を認めない
– ただし移動は認める(元データを削除する)iDVR 画像資料
• iVDRとはどのようなものか?
– メディアを機器から切り離すことでコピー・ワン
スの問題を回避
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三者の関係
• デジタルコンテンツを挟む三者
– コンテンツ提供者:利益を多く得たい
– 機器メーカー:利用機会を増やしたい
– 利用者:制約を受けたくない
• 三者の調整を従来から法律・業界規制などで
おこなってきた
– 著作権法とはまさにそのためのもの
• デジタル家電は家電業界にとって非常に重要
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音楽業界
• データ配信で痛手
– Napstar などに代表される無料の音楽配信サービ
スに先手を取られる
– 最も重要な文化の醸成につまづき
– 訴訟と法規制による後ろ向きの対応に追われる
• iTunes Music Store の成功
–
–
–
–
低価格(99セント/曲)
比較的緩やかな規制(CD へ焼ける)
ネットワークの利用(自宅の音楽を聞ける)
10 ヶ月で 5000 万曲を販売
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映像業界
• SONY 出井
「重要なことはコンテンツで収益をきちんと
SONY画像資料
あげられることだ」
• SHARP Galileo
galileo 画像資料
– 映像配信事業サービス
• Roy Salter
「旧来のメディアから新しいメディアへと売
上高の再分配をしているに過ぎない」
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デジタル家電をはさんで
• 日本
– 日本はPC製造では利益をほとんど得られない
– 家電は日本が利益を得られる分野である
• 米国
– 米国のPC業界は家電分野に踏み込みたい
• 中国
– 世界最安値・最大の生産拠点となりつつある
– その市場規模を武器に独自企画を作って展開
• 何とかしてデジタル家電を国際標準規格に沿い、コ
ンテンツ提供者に国際的に認められる形で立ち上げ
たい
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