現代資本主義分析
まとめ
藤女子大学人間生活学部
内田 博
視角
市場を取り巻く制度を重視
制度が要求する規範を重視
↓
経済社会学的なアプローチ=レギュ
ラシオン学派の着想を活用
2
対象
高度成長期とそれ以後の
先進国資本主義
比較対象として,
19世紀自由主義と帝国主義
3
高度成長期の蓄積メカニズム
生産性上昇→賃金上昇→消費増→投資増
需要増→生産性上昇
投資増→生産性上昇
*大量生産・大量消費の豊かな社会
4
制度と意識
<生産性上昇→賃金上昇>
労使の妥協=高賃金の見返りとして生産
性上昇に協力
少品種大量生産型の技術基盤
5
制度と意識
<賃金上昇→消費増>
大量宣伝+画一的生活モデル
社会福祉
消費者信用
6
制度と意識
<消費増→投資増→需要増>
国家の需要管理政策
金利政策,公共投資政策
政府に対する国民のクライアント化
政策と投票の取引
7
制度と意識
<投資増→需要増→生産性上昇>
産業政策
生活モデルの更新
賃金上昇圧力の回避
8
高度成長の危機
生活水準上昇=欲望の個性化・多様化
VS
少品種大量生産
↓
高賃金体制の統合力弛緩
↓
~らしさの危機
*生産性上昇への非協力
9
高度成長の危機
ドルショック
↓
アメリカの覇権の解体
オイルショック
↓
重厚長大産業の危機
10
ポスト高度成長期
課題
欲望の多様化・個人化への対応
→多品種生産型新産業の育成
→人材形成
11
方向
新自由主義(アメリカ)
低賃金→高利潤→高投資→先端産業
エリート選抜
競争と自己責任
→グローバル・スタンダード
→貧富の格差
12
方向
社会福祉国家(スウェーデン)
高福祉・高負担の国民的合意
→高賃金体制維持という制約
労働編成の見直し→生産性上昇
教育水準の向上→人材育成
知識集約的先端産業と労働集約的福
祉産業の結合
13
方向
中間形態
日本 福祉国家的方向の強化から新
自由主義へ
オランダ 新自由主義モデルの格差
緩和(ワークシェアリング,正規
雇用・非正規雇用の条件平等化)
14
ダウンロード

現代資本主義分析総まとめ(ppt)