小牧市民病院
膀胱癌治療成績
2015
膀胱癌治療
膀胱癌治療は一般に、まず内視鏡的に切除(TUR
膀胱癌治療は一般に、まず内視鏡的に切除(TURTUR-Bt)
Bt)し、腫瘍
し、腫瘍
の根が浅い
の根が浅い(
浅い(非筋層浸潤癌)
非筋層浸潤癌) か、深い(筋層浸潤癌)かを
か、深い(筋層浸潤癌)かを診断
かを診断
し、筋層浸潤癌なら膀胱全摘出術が必要になります。
非筋層浸潤癌
非筋層浸潤癌でも
浸潤癌でも約半数に再発を認めますので、
でも約半数に再発を認めますので、3
約半数に再発を認めますので、3ヶ月毎の
膀胱鏡検査が必要になります。
TURTUR-Bt後にBCG(弱毒結核菌)を膀胱内に入れ、再発予防を
Bt後にBCG(弱毒結核菌)を膀胱内に入れ、再発予防を
行う場合もあります。
非筋層浸潤癌
非筋層浸潤癌でも再発を繰り返す場合は、膀胱全摘出術の適
浸潤癌でも再発を繰り返す場合は、膀胱全摘出術の適
応となります。
経過観察
非筋層浸潤癌
TURTUR
-Bt
再発を繰り返す場合
筋層浸潤癌
膀胱全摘
TURTUR
-Bt 手術数
2000/1~
2000/1
~2014/12
2012年の
2012年のTUR
年のTURTUR-Bt手術数は
Bt手術数は179
手術数は179例で全国で
179例で全国で18
例で全国で18番目に多
18番目に多
い件数です(手術数でわかるいい病院 2014より)。
2014より)。
膀胱全摘術手術数
2000/1~
2000/1
~2014/12 310例
310例
2012年の膀胱全摘術は
2012年の膀胱全摘術は21
年の膀胱全摘術は21例で全国で
21例で全国で9
例で全国で9番目に多い件数です
(手術数でわかるいい病院 2014より)。
2014より)。
尿路変更は男女を問わず1/3
尿路変更は男女を問わず1/3以上の症例で代用膀胱を造設
1/3以上の症例で代用膀胱を造設
していますが、種々の理由で回腸導管や尿管皮膚瘻になる場
合もあります。
40
35
30
25
20
代用膀胱
15
代用膀胱以外
10
5
0
筋層浸潤癌治療
腫瘍の根が深い場合(筋層浸潤癌)の標準的治療は膀胱全
摘出術です。
当院では画像検査で転移を認めない場合は、術前にゲムシ
タビンとシスプラチンという抗癌剤を組み合わせたGC療法を
2クール(6週間)施行後、膀胱全摘出術を行います。
術前に抗癌剤治療を組み合わせることによって、癌を縮小さ
せてより確実に癌を摘出できると考えているからです。
転移を認める場合は、抗癌剤の効果、年齢、全身状態を考
慮し、それぞれの方にあった治療を選択します。
転移なし
GC療法
GC療法
転移あり
要考慮
筋層浸潤癌
GC療法
GC療法
膀胱全摘
筋層浸潤癌(術前転移なし)の生存率
5年全生存率は83.4
年全生存率は83.4%であり、他施設と比べても遜色ない
83.4%であり、他施設と比べても遜色ない
成績です。
1
.8
.6
.4
.2
0
(months)
0
Pts. at risk (n=82)
全生存率 (%)
10
1y
62
95.8
20
30
2y
45
92.3
40
3y
39
90.1
50
4y
24
83.4
60
5y
10
83.4
Down stage症例の全生存率
stage症例の全生存率
抗癌剤治療で筋層浸潤が認めなくなる(Down
抗癌剤治療で筋層浸潤が認めなくなる(Down stage)まで縮小
stage)まで縮小
した患者さんでは、術後の生存率がきわめてよい(5
した患者さんでは、術後の生存率がきわめてよい(5年で90
年で90%
90%
以上)のことがわかりました。
Down stage
1
P=0.01
.8
.6
Down stage以外
.4
.2
0
0
Down stage (n=51)
Pts. at risk
全生存率 (%)
Down stage 以外(n=31) Pts. at risk
全生存率 (%)
10
1y
38
97.6
24
93.2
20
30
2y
30
97.6
15
83.5
40
3y
28
97.6
11
77.1
50
4y
18
92.9
6
66.1
60
5y
8
92.9
2
66.1
(months)
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小牧市民病院 膀胱癌治療成績 2015