1/4
週間展望
2015年12月7日の週
You can imagine the forcast of next week's futures market
in only 5 minutes.
Precious Metals
ー
N
Y
金
チ
ャ
ト
ー
東
京
金
チ
ャ
ト
ー
N
Y
白
金
チ
ャ
ト
ー
東
京
白
金
チ
ャ
ト
発行日
2015年12月4日
(金)
【金】12月3日のNY金はドル安加速をはやして切り返し、
1061.5ドルまで反発した。ECBは預金金利を引き下げ、債券買
い入れの延長、償還元本の再投資などを決定したものの、債券買
い入れ額の拡大という市場の期待を満たすことができず、ドル
安・ユーロ高が加速した。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン
議長は3日、上下両院合同経済委員会の公聴会で「利上げに近づ
いているかもしれない」と述べ、15、16両日の連邦公開市場委
員会(FOMC)で事実上のゼロ金利を解除し、9年半ぶりの利
上げに踏み切る可能性を改めて示唆した。米経済はドル高や海外
の景気減速による悪影響を受けているが、全般的に「堅調だ」と
述べ、雇用と物価目標の達成に自信を示した。イエレン議長は利
上げの判断に向け、4日に発表される11月の米雇用統計を注視
すると表明。失業率などに加え、賃金やフルタイムを望みながら
パートしか職が見つからない人の動向などを精査する考えを示し
た。今夜の雇用統計は注目される。ただ、ほぼ12月の利上げは確
定だと考えてよいだろう。問題は、次の利上げがあるのか、それ
はいつかということである。米国経済はそれ程強いわけではなく、
利上げにより緩やかな景気回復が腰折れする可能性もある。早け
れば3月にさらなる利上げがあるとされるが、そうなれば再びド
ル高になり商品全般は安くなる。いつまで利上げ効果によるドル
高が続くかが、今後の金価格に影響を及ぼすだろう。12月1日
ABNアムロ銀行は2016年の貴金属価格予想を発表し、金は
1000ドル以下、プラチナは800ドル以下、パラジウムは500ド
ル以下と悲観的な見通しを公表した。2016年にかけて米国金利
がゆっくりと上昇し、それにより米国債価格が上昇し、またドル
も強くなるため金のETF投資が売り戻され、金価格は900ドルに
向かって沈むだろうと述べている。2000年9月には金の宝飾品
の需要は3分の2を超えていたが、2015年には半分になっている
と述べている。工業用の割合も減少しているという。その代りに
今年9月は小売り投資需要が拡大した。ドル高のピークが金安の
ピークとなり、その意味では、2017年には金価格は復活するだ
ろうという。予想レンジ NY金価格 1050ドル~1100ドル
東京金価格 4100円~4300円
[プラチナ]
SIBANYE Gold は11月30日、アングロ・アメリカン・プラチ
ナ(アムプラッツ)とアクエリアス・プラチナの資産買収につい
て、12月中旬に同社の株主に対して正式な提案を行い、2016年
1月中旬の株主総会で正式に決議するとの見通しを示した。同社
は、11月9日アンプラッツ社のRustemburg Platinum鉱山を
45億ランドで、また、Aquarius Platinum Platinum社を40
億ランドで買収提案を行っている。オートデータによると、11月
の米国の新車販売大豆うは131万9299台で、前年同期比+
1.3%の増加であった。1月から11月までの累計は、1582万
7210台で、前年の1501万4661台より+5.4%増加した。でも、
フォルクスワーゲンは米国の11月の販売台数が前年比▲24%減
少した。トヨタは前年から+14.4%増、GMは+17.7%増、
FORDは15.0%増、クライスラーは+12.6%増、ホンダは+
9.3%増、日産は+8.5%増、スバルは+3.1%増、現代は+
4.4%増、KIAは+3.1%フォルクスワーゲンは+2.2%増であっ
た。予想レンジ NYプラチナ840ドル~860ドル、東京プラチ
ナ3200円~3600円
2/4
Oil
【原油】日本時間今夜のOPEC総会でサウジアラビアが減産を提
案するとの報やドル相場の急落を受けて反発し、30ドル台に沈
んだNY原油価格は41.08ドルまで盛り返している。ニュースレ
ターのエナジー・インテリジェンス(EI)は、あるOPEC加盟国
代表の話として、サウジアラビアはロシアやメキシコなどOPEC
非加盟国が合意に参加するならば、OPECが日量100万バレル
を減産することを提案すると報じた。ただ、減産は早くても
2016年に入ってからだという。しかし、サウジアラビアの他の
高官が「(報道に)根拠がない」との見方を示すなど、サウジア
ラビアの減産提案報道に懐疑的な見方が根強いことや、前日発表
された米エネルギー情報局(EIA)統計で原油在庫が予想に反し
て10週連続して増加するなど供給過剰懸念が引き続き重しと
なった。米国エネルギー情報局が公表した11月27日までの週の
米国の石油在庫は原油が+117万バレル増加して、10週連続の
増加となった。118万4,549バレルは過去最大である。これが
原油価格を30ドル台まで押し下げていた。今後12月10日には
OPEC、11日には国際エネルギー機関(IEA)から12月月報が
発表される予定だが、いずれも需給緩和状態の長期化リスクを報
告する可能性が高く、基調の原油安は変わらないと思われるが、
ファンドの売り残が再び増加しているため、何かの拍子で、急騰
する可能性はある。それでも50ドルには達しないだろう。ここ
数か月なら40ドルから60ドルの間で動くと思われる。
予想レンジ NY原油40ドル〜45ドル 東京原油 34000円
〜36000円
ー
N
Y
原
油
チ
ャ
ト
ー
東
京
原
油
チ
ャ
ト
【ガソリン】米国エネルギー情報局によれば、11月27日の週の
石油製品出荷量は前週比+43万バレル増の1986万バレル、ガ
ソリンは前週比+36万バレル増の928万バレル、留出油は▲5
万3バレル減の364万バレルだった。日本の石油連盟発表の週末
在庫(11月22~28日)は前週比▲2.7%の171万0,450キロ
リットル。推定出荷量が+7.6%の101万1,110キロリットルと
下振れしたことを受けて、在庫の取り崩しとなっている。ただ、
在庫のタイト感を指摘するような声は強くなく、引き続き国内需
給要因でガソリン相場の安値是正をは難しいだろう。原油価格が
短期的な反発局面があるとすれば、ガソリン価格も上昇しよう。
ただ、中長期的にはガソリン価格も原油価格同様需給要因により
安値とならざるを得ないだろう。予想レンジ NY改質ガソリン
1.3ドル〜1.4ドル 東京ガソリン価格47000円〜52000円
ー
N
Y
ガ
ソ
リ
ン
チ
ャ
ト
ー
東
京
ガ
ソ
リ
ン
チ
ャ
ト
Rubber
ー
東
京
天
然
ゴ
ム
チ
ャ
ト
【天然ゴム】東京ゴム価格は11月26日以降上昇しており、160
円を超えてきた。中国が非鉄金属の国家備蓄を購入するとの報道
もあり、中国の非鉄金属業者が減産を計画していることもあり、
非鉄金属主導で相場が回復しており、その影響をゴムも受けてい
るとも考えられる。天然ゴム自体の動きというよりは、原油や非
鉄金属価格に影響されているようだ。またこれまで大きくショー
トしていた筋が買い戻したものと思われる。タイ中央市場の集荷
量は豪雨や価格低下の影響で少なくなっているが、それほど需給
に影響するとは思われない。原油価格が上昇するようならつられ
て上昇する可能性はある。予想レンジ165円〜168円
3/4
Rubber
【上海天然ゴム】
ー
上
海
ゴ
ム
チ
ャ
ト
Grain
ー
シ
カ
ゴ
コ
ー
ン
チ
ャ
ト
ー
東
京
コ
ー
ン
チ
ャ
ト
ー
シ
カ
ゴ
大
豆
チ
ャ
ト
ー
東
京
一
般
大
豆
チ
ャ
ト
【トウモロコシ】シカゴトウモロコシ価格は少し上昇し
て377セントになっている。米環境保護局(EPA)は
11月30日、新しい再生燃料基準(RFS)を策定した。
これによると、バイオ燃料生産は2014年の162.8億ガ
ロンに対して、15年169.3億ガロン、16年181.1億ガ
ロンとされており、今後も着実な増加が続く見込み。し
かし、16年の従来の義務付け量は222.5億ガロンだっ
たため、それと比較するとかなり低水準に留まっている。
ただ、石油系エネルギー価格が急落し、米国内でシェー
ルオイルの大量生産が可能になったにもかかわらず、米
政府としてバイオ燃料生産に今後も強くコミットしてい
く方針が示されたことは、トウモロコシの需要環境に対
してポジティブである。ブラジルではエルニーニョの影
響で今後、北部は乾燥、南部は大雨が降ると予想されて
いる。
アルゼンチンでは、大統領選挙を受けて穀物輸出税の引
き下げが検討されている。そのためトウモロコシの作付
面積が従来予想から10%増加する見込み。現地の種子
販売業者協会ASAによると、従来は260万ヘクタール
の作付け面積が想定されていたが、そこから30万~40
万ヘクタール増加した可能性があるという。仮にこれが
全て順調に生育されると、250万トン前後の増産圧力に
つながる。予想レンジ シカゴトウモロコシ 370セン
ト~380セント 東京トウモロコシ 24000円〜
25000円
【大豆】ブラジルの新年度の生産が1億 トンを超えると
見られている中、足元では好調な米国の輸出もいずれは
安価なブラジル 産に押され伸び悩むとの味方が強まっ
ており、強気の輸出成約の数字などにも市場が反応しな
くなっている。米調査会社ソイビーン・アンド・コー
ン・アドバイザー によると、すでに23件の大豆さび病
感染が見付かっており、地元の研究者は、降雨が 続く
場合にタイムリーな殺菌剤の塗布が行われず、感染が広
がることを警戒している 。ブラジル植物油加工業協会
(Abiove)は、2016年の同国産大豆生産高見通しを
9,860万トンとして、前年実績の9,520万トンを3.6%
上回るとしている。サフラス・メルカドによると、12
月1日時点の販売予約は46%となっており、前年同期の
24%、平年の35%を大きく上回っている。予想レンジ
シカゴ大豆880セント~920セント 東京一般大豆
49000円〜51000円
4/4
日経225
【日経平均先物】日経平均は大幅反落。注目されていた欧州中央
銀行(ECB)理事会は、中銀預金金利の0.10%引き下げと債券買
い入れ措置の6ヶ月延長を決定した。しかし、市場が期待したほ
どの規模ではなかったことが失望感につながり、欧州市場は全面
安となった。米国市場ではNYダウが252ドル安となり、日経平
均もこうした流れを受けて323円安と大幅反落してスタートした。
前場は19600円を挟んだもみ合いが続いたが、後場に入ると先
物主導で一段安となり、一時19444.54円(前日比495.36円
安)まで下落する場面があった。
(フィスコ)
日
経
2
2
5
【ドル/円】ドルとユーロの間で、円が揺れ動いている。
欧州中央銀行(ECB)の追加緩和は市場の失望を招き、
対ユーロで円安が進行。市場の動揺は収まっていないが、
次第にユーロ安/円高方向に戻るとの予想が多い。一方
で11月米雇用統計の結果が強ければ、2016年にお
ける米利上げペースが速まり、ドル高/円安方向の力が
働きやすくなる。今後はドルの影響力が円を大きく左右
する見通しだ。(トムソンロイター時事)
ド
ル
/
円
Sidebar
【ユーロドル】ユーロ・ドル一時1.0690ドルまで上昇
日本時間3日午後9時45分、欧州中央銀行(ECB)は、預
金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.30%に引
き下げることを発表した(従来-0.20%)。主要政策金利は
0.05%に、限界貸出金利(上限)は0.30%に、据え置きと
なった。発表後、いったんユーロ売りになり、ユーロ・ド
ルは1.0523ドルまで下落したが、予想通りの結果を受け
て買い戻しも出たとみられ、ユーロ・ドルは一時1.0690
ドルまで上昇した。(フィスコ)
掲載される情報は株式会社コモディティー インテリジェンス (以下「COMMi」という) が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMi
が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任
を持つものでもありません。
本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複
製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられて
います。
COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大ま
たは減少することもあり、価値を失う場合があります。
本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障
害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
発行元 :
株式会社コモディティー インテリジェンス
〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殼町1丁目11-3-310
会社電話: 03-3667-6130 会社ファックス 03-3667-3692
メールアドレス: [email protected]
ダウンロード

週間展望