週刊CX
発行日
2015年1月2日を100とした指数(商品)
15年12月4日
大阪コメ
1
NY砂糖
2
シカゴ大豆油
3
シカゴコーン
4
NYガソリン
5
東京金
6
東京銀
7
NY金
8
シカゴ大豆
9
NY銀
10
東京コーン
11
東京一般大豆
12
13 ロンドンコーヒー
東京ガソリン
14
シカゴ大豆粕
15
LMEアルミ
16
CRB指数
17
シカゴ小麦
18
東京ゴム
19
NY原油
20
21 北海ブレント価格
東京原油
22
NYヒーティングオイル
23
NYコーヒー
24
NY天然ガス
25
東京灯油
26
NY銅
27
LME銅
28
東京白金
29
NY白金
30
31 NYパラジウム
32 東京パラジウム
2015/12/4
今年の初めを100とし
た12月4日の価格指数
は、商品では、上昇した銘
柄は2つしかない。最大の
銘柄は大阪コメで
✛141%、つまり2.4倍に
上昇している。次いでNY
砂糖の+10%であるが、
そのほかの30商品の価格
は下落している。
2015年1月2日を100とした指数
日付
:
+141.0
+10.0
▲4.3
▲6.4
▲9.0
▲9.4
▲9.6
▲10.3
▲10.5
▲10.7
▲12.3
▲13.6
▲16.4
▲18.0
▲19.5
▲19.6
▲19.7
▲20.0
▲20.4
▲21.6
▲22.3
▲23.0
▲23.8
▲24.2
▲25.2
▲25.9
▲26.9
▲27.2
▲29.3
▲29.6
▲32.6
▲32.8
最も下落した商品はパラ
ジウムとプラチナであっ
た。次いで銅、東京灯油、
天然ガス、NYコーヒー、
NYヒーティングオイル等
であった。
商品全体に値下がりして
おり、CRB指数は
▲19.7%であった。
- 1 -
2015年1月2日を100とした指数(株価)
2015年1月2日を100とした指数
日付
上海B株
1
日経平均株価
2
フランスCAC
3
ドイツDAX
4
ベトナムVNI
5
6 ロシアロイター
韓国
7
S&P
8
DOW平均株価
9
10 フィリッピンPSI
英国FTSE
11
12 豪州オールオーディナリーズ
13 ブラジルボベスパ
14 マレーシアKLSE
香港ハンセン
15
16 インドセンセックス
台湾加権
17
タイSETI
18
15年12月4日
+33.1
+14.3
+11.2
+10.5
+5.3
+4.6
+3.5
▲0.4
▲2.0
▲3.3
▲4.2
▲4.3
▲4.4
▲4.5
▲6.0
▲7.2
▲9.1
▲10.5
株価は上海B株が+
33.1%高で、4度の
下落にもかかわらず年
間を通しては大きく上
がっている。次いで日
経平均株価の+
14.3%、フランス
CAC、ドイツDAX、
ベトナムVNIと続き、
ロシアロイターも結局
は寝あがっている。米
国株はほとんど横ばい
か少し下がったという
状況であった。最も下
落した株価はタイ
SETIの▲10.5%、台
湾、インド、香港、マ
レーシアと東南アジア
- 2 -
2014年1月6日を100とした指数
120
80
110
90
100
100
90
110
80
120
2015年1月2日を100とした指数(為替)
世界の通貨を比較する
2015年1月2日を100とした指数
と、ドルは少し下がって
15年12月4日 +7.5%の上昇となって
日付
いる。ユーロ円(ユーロ
+7.5
1 ドルインデックス
ユーロ/円
+7.3
2
高円安)やスイスフラン
スイスフラン
+0.8
3
が上昇しているが、他の
英ポンド
▲1.3
4
通貨はすべてドルに対し
円
▲1.8
5
て値下がりしており、ポ
中国元
▲3.1
6
ンドは▲1.3%、円は
韓国ウォン
▲4.3
7
▲1.8%の円安、ユーロ
ベトナムドン
▲5.2
8
/ドルは▲9.0%のユー
インドルピー
▲5.6
9
ロ安となっている。最も
タイバーツ
▲8.8
10
値下がりした通貨はブラ
ユーロ/ドル
▲9.0
11
ジルレアルの約4割、ト
▲9.4
12 豪ドル/米ドル
ルコリラ、南アランド、
▲10.4
13 インドネシアルピア
マレーシアリンギ、ロシ
カナダドル
▲13.2
14
アルーブル、カナダドル
▲15.0
15 ロシアルーブル
▲20.2
16 マレーシアリンギ
等、資源・エネルギー国
南アランド
▲22.6
17
家の通貨が売られた。
トルコリラ
▲22.9
18
▲39.6
19 ブラジルレアル
- 3 -
ドルイ
ンデッ
クス
英ポン
ド
ユーロ
/ドル
ドル/
円
W.D.ギャン著作集
日本経済新聞社
日本テクニカル・アナリスト協会訳
トレーダーは長期間株を持ち続けると、しばしばタイミングを間違える
筆者はいくつかの証券会社のトレーダーのポジションをが何日も何ヵ月も相場が彼らに不利な動きを
するのを見てきた。
彼らは徐々に手仕舞いを始めるが、中には非常に頑固なトレーダーがいて、手仕舞おうとしない。筆
者はこれを頑迷と呼ぶが、彼らは度胸だという。しかし、相場が不利であるのに手を引かないのは度胸
ではない。それは単なる願望と頑迷というものだ。度胸が不利な相場より長続きすることはないし、た
とえ度胸がもったとしても、トレンドに逆らい続けるほど資金がもたないだろう。
トレーダーは通常、立合場で話しを交わす。損をすると2~3人を除いてみなが手を引く。それでも彼
らは証拠金を積み増しして利益のあがるまでじっと我慢しようと話し合う。最後に残った一人は底では
売らず最後までやりとおす、と言うだろう。ついに、彼の期待は失望に変わり、彼は戻り売りの注文を
出す。だが相場は彼の売り値に達しない。そこで彼は、数日間売り値を下げていくが、その価格もつか
ず相場は下がり続ける。とうとう彼は成り行きで売る。これは筆者にとっての買いのシグナルとなる。
ここで成り行きで買って、例外なく儲けたものだ。このことは、トレーダーが長期間株を持ち続けた
時、しばしばタイミングを間違えることを示している。これは、健康、資金、精神力や知識を備えた人
が、絶好の機会がくるまで相場から離れ、その結果、常に大きな利益を上げることができることを示し
ている。
投機で成功の役に立つのは、他の人が失望し疲れを見せるときに行動し、取引を始めることのできる
能力である。全てが最悪に見え、誰にも希望の光が見えない時こそ有望銘柄の買い時である。好景気が
続き、みんなが楽観的で空に雲一つないときこそ売り時だ。ある場合には期待のために、判断力が損な
われ、また極端な場合には心配のあまり失望し、判断力を欠き、絶望からトレーダーは底値で売り払
い、多くは空売りに転じる。これはいわば千載一遇のチャンスであり、こうした極端な状況で行動する
恐怖と知識
ウォール街では、恐怖が損失の最大の原因の一つである。本当を言えば、恐怖は人生におけるほと
んどのトラブルや不運の原因である。いったい恐怖は何から起こるのだろうか。それは、無知あるいは
知識の欠如から起こるのである。聖書に曰く「真理を知れば、真理があなたを自由にする。科学的であ
れ非科学的であれ、真理は知識であり、人は知識があれば、ものを見、知ることができ、恐れることが
ない。知識があれば人は期待したり願望をもたない。これから起きることがわかっているから、むやみ
に期待したり恐れたりはしないのだ。
人はなぜ大底で株を売り払うのか。それは、もっと下がることを恐れるからに他ならない。もし今が
最安値であることがわかれば、恐れはしないだろうし、売る代わりに買うだろう。同じことは天井につ
いてもいえる。なぜ人は最高値で買い、あるいは買い戻しをするのか。希望を失ってもっと高くなるこ
とを恐れるからだ。もし知識があれば、恐れることなく正しく判断するだろう。成功するには願望と恐
怖を排除しなければならない。そしてその唯一の方法は可能な限り多くの知識を身につけることだ。
なぜトレーダーは高値で売らないのか
強気相場で多くのトレーダーが莫大な利益をあげながら、適切な時期に手仕舞いすることに失敗す
る。株価が下がるに任せ、売るまでに50~100ポイントの利益をふいにすることがある。これは何か理
由があるに違いない。(つづく)
- 4 -
TOPICs
催眠術にかけられた
1929年のウォール街の大恐慌が群集心理によるものだと書いている人がある。これは概ね打倒だ。
だが、群集心理がパニックを引き起こすのは、その前に群集心理によって大規模な上昇相場が生まれ、
皆が買いに走り楽観的になりすぎて大きな利益を手にしても相場から手を引かなかった事実があるから
だ。
実際に起きた次の事件はなぜ人々が多額の含み益がありながら株を売り払わないのか、その理由を示
している。筆者が長年知っているある人は1921年に約80でUSスチールを買った。彼はこの株を保有
して1927年に40%の株式配当を受け取った。その後、新株が111に下がったあと115に反騰したと
ころで買い増して、この株全部を1929年9月に261に上がるまで持ち続けた。この銘柄が175に達す
るずっと前に、彼は200で売りたいといっていたが、実際には200になると250まで上昇すると判断し
てその価格まで待った。
USスチールが250に上がった頃、彼は筆者の友人に会ってこう言った。「ギャン氏はUSスチールに
ついてどう見ているのでしょうね」友人は答えた。「彼は8月末ごろに相場が天井になるので、USス
チールを空売りすると言っていますよ」その人は言った。「USスチールは300以上になり、その後4分
の1で分割されると聞いたので、それから売ろうと思います。ところが、1929年11月、USスチールが
150に下がるとこの人は友人の事務所にやってきたので友人は訪ねた。「USスチールを250以上で売
りましたか?」と。彼は「いや、売りませんでした。まだ持っていますよ」と答えた。友人は言った。
「そんなに儲かったのにどうして売らなかったのです」
その人は「相場は催眠術のかけ方を知っているですよ。株か天井近くに上がると眠らされ、目が覚めて
気が付いてみると株価は底近くまで下がっていて、売るのは手遅れというわけですよ」と答えた。
この人の言葉は、人々が催眠術にかけられ手遅れになるまで何が起こっているのか、これから何が起
こるのかに気づかないでいることを示している。これが株を高値で売らない1つの理由である。
今後の予想
欧州の追加金融緩和策により、ユーロは急騰、ドルは急落、円高、スイスフラン高になっている。ドイツ国債は売ら
れ欧州株価や米国株価は下落した。ドル安は商品高を招き、貴金属・原油・穀物ともに上昇している。ドル安が欧州金
融政策から反落するという予期せぬ方向からの効果であったが、ドル安になることは予想通りであった。昨年から比べ
ると約2割上昇していたので、反落があるだろうとの思惑であった。ただ、これが米国の利上げで再びドル高になる可
能性はある。問題は、12月の利上げは確実だとして、来年3月以降に再び利上げがあるかどうかである。それによって
ドルが再び強くなり、商品価格が下がるかどうかが決まってくると思われる。果たして米国の景気はそれ程良いのか?
通常利上げは景気の過熱やインフレが導引となる。12月の利上げはFRBの意地であると思われるが、それが長続きす
るだけの景気の過熱はあるのだろうか?
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