杉 荒 材 宮崎県の製材工場で生産された杉材です。
杉材の特徴
杉材は本州、四国、九州に分布する日本の代表的な樹種の一つで、樹高40m、直径
2mに達するものもあります。最近では、天然産のものは少なくなり、ほとんどが人工
• 柔らかく加工がしやすい、柔らかい性質のた
め傷がつきやすい
林産です。天然杉の産地としては、秋田地方(秋田杉)、屋久島(屋久杉)などが著名
です。古くから造林(植林)され、北海道南部以南の日本全土に杉の造林地があり、吉
• 国産材の中では、豊富な植林材のお陰て比較
的安く手に入る木材。
野、尾鷲、天竜、日田、飫肥、智頭などは有名な産地です。飫肥杉で有名な宮崎県は全
国での杉丸太の生産量が平成3年から連続でナンバーワンの地域です 。この宮崎県南の
• 用途は幅広く住宅の柱や貫などといった構造
材として、天井や壁、床などの内装材とし
飫肥地区は豊富な水分と温暖な気候で植 て、また障子やふすまなどの建具材、工作材
林地としては最適な場所で年間の成長量
としてご利用頂けます。
も295万立方と豊富な素材資源がある
場所です。宮崎県では年間140万立方 • 木材は、内側の心材と外側の辺材に分けら
れ、それぞれ性質が異なります。心材は「赤
におよぶ丸太の生産を行っています。 み」、辺材は「白太」とも呼ばれます。
特に宮崎県都城市は林業、木材業が盛ん な地域として昔より栄えてきました。 この都城地域には3つの大きな原木市場
があり、大量生産型で乾燥設備の整った製材工場が多く集積している地域です。この都
城地域の工場より製材された良質な木材製品を多く取り
!
えております。
1、木材の乾燥について
木材は天然素材のため大量の水分を含んでいます。時間や天候によって木材に含まれている水分が蒸発し木材自身収縮したり、狂いが生じる事
があります。乾燥状態が良いほど木材の強度は強く、木材の暴れ(曲がり)も少なくなります。下記にて木材の乾燥状態について説明致します。
GREEN材・・・・・グリーン材は英語でGREEN WOODの略です。丸太は伐採後に多くの水分を含んでいます。伐採後すぐに製材されて乾
燥期間がなく一般的に生材(なまざい)と呼ばれる水分を多く含んだ木材のことを指します。
A
D 材・・・・・AD材は英語でAIR DRYの略で天然乾燥材のことを示します。丸太を板に製材した板木(バンギ)を1週間以上乾かして
からギャングソー等の小割り製造機で最終的な商品と仕上げます。表面がある程度乾燥しているので加工しやすくグリ
ーン材より軽い。
木材を製材した後、桟木を引いて板材をならべます。 製材後風通しの良い場所で2∼3ヶ月天然乾燥させます。
K
D
材・・・・・KD材は英語でKILN DRY WOODと言い、人工乾燥処理を行った木材のことを指します。KILNとは英語で” ”の意味で
木材業では乾燥機のことを示します。人工乾燥処理(天然乾燥材を乾燥機に入れる)により平均含水率※120パーセン
ト以下の木材のことを言います。乾燥材のため曲がりや寸法の狂いが少ない。
KDモルダー材・・・・・KDモルダー材は人工乾燥を行った後に、モルダーという製材機械で4面モルダー(プレーナー)で仕上げ
た木材です。
2、サイズついて
サイズを表す際はメートル法を使用するのが通常ですが、木材業ではメートル法と同様に尺貫法もよく用いられます。
1分・・・・・約0.303cm 1寸・・・・・約3.03cm(10分で1寸) 1尺・・・・・約30.3cm(10寸で1尺)
(例)五分板は1.5cmの厚みの板になります。三寸角は9cmの角材になります。
3、等級ついて
木材の等級※2を分ける方法として下記のように角材の丸みの度合いで等級分けしております。下記等級区分は一般的な木材流通においての等級
区分として使用している用語です。
特1等材・・角材に丸みのない 1等上材・・角材の1、2面に少し
1等材・・角材に3、4面に丸みがあり
4面均等角の材 丸みが残っている材 1等上材よりさらに丸みのある材
!
※1含水率・・・木材に含まれる水分をその木材の重量に対する比率で表したものを「含水率」と呼びます。「乾燥材」は一般的含水率25%以下のことを指します。
※2等 級・・・上記区分は丸みの度合いで区別される等級で一般的な木材流通における等級区分であり、JAS規格で区別される目視等級と機械等級などの1級、2級、3級の3段階で区別
された角材の丸みや、節の割合、木材の強度などで区別された等級とは異なります。
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杉 荒 材