首都圏外郭放水路
施設管理者
:国土交通省関東地方整備局
江戸川河川事務所
施設所在地
:埼玉県春日部市上金崎地先~春日部市小渕地先
調査見学時期
:平成19年10月4日
施設概要
首都圏外郭放水路は、古くから洪水に悩まされてきた中川、綾瀬川一帯の低平地の浸水被害を
抜本的に解消するために建設された世界最大規模の洪水防御施設(地下河川)です。平成 5 年 3
月から建設が開始され、平成 14 年 6 月に一部完成(試験通水)、平成 18 年 6 月に完成しました。
放水路の施設は、流入施設(5 本の立坑;内径 15.0m~31.6m、深さ 63~71m)、地下放水路ト
ンネル(延長約 6.3km、内径 6.5~10.9m、深さ約 50m)、調圧水槽(長さ 177m、高さ 25.4m、幅
78m)、排水機場(排水量 200m3/min)等から構成され、全体の貯水量は 670,000 m3(サンシャイン
60 ビル 1 杯分)に相当します。
大雨による洪水で中川、倉松川、大落古利根川等の水位が上昇し、越流堤の高さを越えた時点
で、5 本の立坑を通じて地下放水路に洪水流入が開始されます。流入した洪水は一時的に地下水
路に溜められ、江戸川に流れの影響のないときにポンプで汲み上げられ放流される仕組みです。
本放水路はこれまでにおよそ年 7~8 回の割合で稼動し洪水調節を行っていますが、平成 14 年
の試験通水以降、当該地域では台風や大雨による浸水被害が以前に比べて減少しており、放水路
の効果が認められています。
6300m
全体イメージ図(出典;首都圏外郭放水路パンフレット)
調圧水槽
第五立坑
第四立坑
第一立坑
第三立坑
第ニ立坑
第一立坑・
排水機場
首都圏外郭放水路
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首都圏外郭放水路